【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.04.09】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM5207
利用課題名 / Title
細胞膜機能・構造の制御材料開発
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
バイオアダプティブ材料/ Bioadaptive materials,光学顕微鏡/ Optical microscope
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
貝塚 芳久
所属名 / Affiliation
物質・材料研究機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
細胞材料界面を制御できる材料として、細胞膜の構造・機能を力学的に制御する細胞膜結合性分子について着目している。これらの分子材料に蛍光などの光学特性を付与してその材料としての効果を評価するための実験を行うにあたり、その前段階として、本研究課題では今回分子材料の光学特性を解析・確認することを目的とする。
実験 / Experimental
細胞膜結合性の合成高分子、生体高分子を様々な形式で蛍光修飾し、蛍光強度をプレートリーダーで計測する。標準物質の計測結果と比較することでサンプル内の蛍光分子濃度を求める。同時に当該装置を用いてタンパク質についてはBradford法により吸光計測を行い、蛍光分子の濃度との比から分子蛍光修飾の効率を確認する。
結果と考察 / Results and Discussion
精度の高い蛍光濃度の計測が可能となり、再現性良くタンパク質を蛍光修飾することが可能になった。この実験系を利用して異なる種類のタンパク質をそれぞれ異なる効率で蛍光修飾したサンプルを作成することが可能になった。その結果、同一実験においてかなり幅広いダイナミックレンジにて異種分子の効果を比較評価することができる。例として我々はこれらの分子の他の材料表面への結合を計測することを目的としたが、投与濃度と比較して全く結合量の異なる分子でも蛍光修飾効率を変えた材料を用意することで、同一実験計測系で評価することができた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件