利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.07】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NM5068

利用課題名 / Title

電子顕微鏡用スリットの作製

利用した実施機関 / Support Institute

物質・材料研究機構 / NIMS

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

計測技術開発,リソグラフィ/ Lithography


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

吉川 純

所属名 / Affiliation

物質・材料研究機構

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

諸永友美

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

大石 誠

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NM-403:TEM試料自動作製FIB-SEM複合装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

ナノスケールでのフォノン輸送を電子顕微鏡を用いて計測・解析することを目的としている。新しい計測に向け、FIBを用いて電子顕微鏡用のスリットを作製する。

実験 / Experimental

FIB装置を用いて、金属箔へのスリット作製を行い、その金属箔の切り抜きと電子顕微鏡用絞りへの貼り付けを行った。その際にビーム電流やプローブサイズによる加工精度などを調べ、最適化した。そのなかで、最小円孔作製の条件出しも行った。

結果と考察 / Results and Discussion

FIBビームのサイズと電流を小さくすることで、溝孔側面のバリを低減し、所望の電子顕微鏡用スリットを作製することができた(図)。さらに、電子プローブの非点を小さくすることで、直径100nm程度の円孔を金属箔に作製できることがわかった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


FIBで作製した電子顕微鏡用スリット


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る