【公開日:2023.08.03】【最終更新日:2023.08.03】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22NR0026
利用課題名 / Title
負極表面修飾による高性能リチウムイオン電池の開発
利用した実施機関 / Support Institute
奈良先端科学技術大学院大学 / NAIST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion
キーワード / Keywords
蓄電関連材料, カーボン系材料, 表面・界面
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
大橋 秀伯
所属名 / Affiliation
東京農工大学大学院工学研究院 応用化学部門
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
河合 壯,淺野間文夫,石原綾子,大野智子
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub),技術代行/Technology Substitution
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
リチウムイオン電池の性能向上に関する知見を得るために、グラファイト負極表面の官能基がリチウムイオン電池性能に与える影響を調査した。
実験 / Experimental
グラファイト表面に存在する官能基を、アミンを用いて修飾し、リチウムイオン電池に負極として組み込んだ際の性能変化を測定するとともに、負極・正極表面に生成する不働態層をARIM NAISTのXPSを用いて観察を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
グラファイト負極表面の官能基に対して、特異的に反応を進行させる系の開発を行った。官能基を修飾したグラファイトをリチウムイオン電池の負極として組み込んだ結果、修飾官能基によって、電池性能に対してポジティブな効果を発揮することが分かった。電極表面をXPSで観察した結果、負極・正極表面の両方に変化が生じることを見出した。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本研究の一部は、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ事業の支援により、奈良先端科学技術大学院大学で実施された。大変丁寧にご対応いただいた、石原様、岡島様、淺野間様、大野様、連携マネージャーの清水先生、事務局の皆様に感謝申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件