【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23NM5054
利用課題名 / Title
ナノサイズ化による構造変化と触媒反応変化の解明
利用した実施機関 / Support Institute
物質・材料研究機構 / NIMS
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
燃料電池/ Fuel cell,電子顕微鏡/ Electronic microscope,水素貯蔵/ Hydrogen storage
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
三石 和貴
所属名 / Affiliation
物質・材料研究機構
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
清水雅彦,橋本綾子
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術代行/Technology Substitution
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
NM-401:300kV収差補正電子顕微鏡
NM-502:実動環境対応電子線ホログラフィー電子顕微鏡
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
数原子のレベルで微細化された触媒粒子の振る舞いを原子レベルで解明することを目的に電子顕微鏡観察を実施した。
実験 / Experimental
TiO2上に担持されたカルボン酸水素添加触媒(Re-Ge/TiO2)の多段階焼成プロセスにおける振る舞いをTEMにより明らかにした。
結果と考察 / Results and Discussion
H2還元雰囲気での焼成前後の同一視野で粒子のサイズに着目し比較を行ったところクラスター化している粒子としていない粒子それぞれが観察された。焼成前(図(a))と焼成後(図(b))とで、矢印で示した単原子は動いている一方、白い破線で囲った、小さなクラスターは図(a)、図(b)間で殆ど動いていないことが確認された。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図(a)H2還元前と(b)還元後の高分解能STEM像
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本研究は三菱ケミカル(株)と物質・材料研究機構、マテリアル基盤研究センターとの共同研究にて実施されました。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 清水雅彦、松本創、橋本綾子、三石和貴, 日本顕微鏡学会79回学術講演会 2023年6月26日~28日 くにびきメッセ
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件