【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.01】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23AT0313
利用課題名 / Title
糖鎖高分子を用いた環境SPRIバイオセンシング
利用した実施機関 / Support Institute
産業技術総合研究所 / AIST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
バイオセンサ/ Biosensor,スパッタリング/ Sputtering,ナノ粒子/ Nanoparticles
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
寺田 侑平
所属名 / Affiliation
産業技術総合研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
渋谷 直哉
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
本研究では、糖鎖を側鎖に提示した人工合成高分子の糖鎖高分子を表面プラズモン共鳴イメージング(SPRI)に応用し、環境関連のタンパク質や酵素と糖鎖高分子の相互作用についてプロファイリングを目指す。SPRI用の金スポットチップ上に修飾された糖鎖高分子に環境状態の指標となる生体分子の溶液を送液した際の応答をスクリーニングし、分子認識相関を網羅解析する。
実験 / Experimental
RF-DCスパッタ成膜装置【AT-095】と独自設計した蒸着マスクを用いてガラス基板の表面に直径0.8 mmの金スポット17個をスパッタした。その際に、金とガラスの接着を強めるためにCrを0.1 nmスパッタした後に金を45 nmスパッタした。
結果と考察 / Results and Discussion
ガラス基板の表面にCrを介して金を45 nmスパッタした。スパッタされたガラス基板には、使用したマスクのパターニングと同様の金スポットがスパッタされ、水やエタノールを用いたリンスによる剥離等は見られなかった。目的通り正しく金スポットがガラス基板上にパターニングされた(図1)。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1. 金スポットがパターニングされたガラス基板
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
RF-DCスパッタ成膜装置【AT-095】の利用において、利用方法をご教授いただきましたのでここに感謝の意を表します。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件