利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.14】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23AT0212

利用課題名 / Title

カーボンナノチューブを使用した複合材(膜・糸)の特性評価

利用した実施機関 / Support Institute

産業技術総合研究所 / AIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

蒸着・成膜/ Vapor deposition/film formation,光学顕微鏡/ Optical microscope,ナノチューブ/ Nanotube,蒸着・成膜/ Vapor deposition/film formation,光学顕微鏡/ Optical microscope,膜加工・エッチング/ Film processing/etching,ナノチューブ/ Nanotube


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

田島 奈穂子

所属名 / Affiliation

産業技術総合研究所

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

大塚 照久

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

AT-085:物理特性測定装置(PPMS)


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

カーボンナノチューブを使用した複合材を製造条件を変えて製作した結果、導電率にばらつきがあることがわかった。製造したものに金属的と半導体的な導電率の特性を持つものがあり、そのことがばらつきの要因ではないかと考え、調査するため電気特性評価を行った。

実験 / Experimental

導電率に大きく差がある2種類のサンプルについて抵抗値の温度依存をみるため、物理特性測定装置(PPMS)を用いて2K~400Kの範囲でI/V特性を測定した。

結果と考察 / Results and Discussion

両サンプルのI/V特性はどちらも100K以下において非線形がみられ、1Vでの抵抗値の温度特性は類似していた。この特性よりどちらも半導体的であるとみられ、今回の評価の結果、導電率の差の要因はCNTの金属的と半導体的の違いによるものではないことがわかった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1.導電率に大きな差のある二つのサンプルの測定結果


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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