利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.22】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23AT0161

利用課題名 / Title

グラフェンのエンディング技術の開発

利用した実施機関 / Support Institute

産業技術総合研究所 / AIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

カーボンナノチューブ,XPS,電子分光/ Electron spectroscopy,ナノカーボン/ Nano carbon,ナノチューブ/ Nanotube,膜加工・エッチング/ Film processing/etching,電子分光/ Electron spectroscopy,ナノチューブ/ Nanotube


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

矢口 誠

所属名 / Affiliation

産業技術総合研究所

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

大塚 照久

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

AT-074:エックス線光電子分光分析装置(XPS)


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

 化学処理によるカーボンナノチューブ(CNT)の欠陥(官能基量)を制御し、CNTの官能基量とナノカーボンデバイス特性の関連性を解明する。

実験 / Experimental

 様々な条件で各種CNTを処理し、高い親水性を持つCNT水分散液を作製する。その後作製した分散液を基板に塗布し室温で乾燥後、XPS装置やその他各種装置を用いてCNT表面に付着した官能基の質的および量的分析を行う。

結果と考察 / Results and Discussion

 硫酸と硝酸の混合酸による処理されたCNTの分析結果において、酸化処理時間を長くすると酸化官能基が増加する傾向が見られた。酸化処理時間が長くなるとCNTが酸化され、欠陥が増加する一方で一部のCNTがCO2に変化し、得られたCNTの濃度が低下することが観察された。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1. XPS装置による酸素Oと炭素Cの比率の分析結果



図2. 酸化処理により得られた分散液中のCNT濃度


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

なし


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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