利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.07.01】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23NR0019

利用課題名 / Title

セメント硬化体の物性に及ぼす促進剤の影響

利用した実施機関 / Support Institute

奈良先端科学技術大学院大学 / NAIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

高炉セメント、硬化促進剤、初期強度,コンポジット材料/ Composite material


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

胡桃澤 清文

所属名 / Affiliation

北海道大学 工学研究院 環境循環システム部門 資源循環工学分野

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NR-701:示差走査熱量計・示差熱熱重量同時測定装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

高炉セメントのさらなる利用拡大のためには、初期強度発現の改善が必要である。そこで本研究では高炉セメントに硬化促進剤を混和した場合の水和生成物の変化を明らかにすることを目的とした。

実験 / Experimental

高炉セメントに亜硝酸カルシウム(CN)を1.5、3.0、4.5%添加し、硬化後に粉砕を行い、熱分析を行った。また、養生温度を5、20、35℃とした。

結果と考察 / Results and Discussion

図1に結果を示す。亜硝酸カルシウムの添加量が多いほど水酸化カルシウムの生成量は材齢28日において増加した。養生温度が5℃の場合には水酸化カルシウムの生成量はもっとも低かった。一方、20℃と35℃での養生では加えた亜硝酸カルシウムの量によってその傾向は異なった。そのため亜硝酸カルシウムを加えることによって水和生成物が変化していることが明らかとなった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1 水酸化カルシウム量


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る