利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.05.09】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23UT1103

利用課題名 / Title

ジャイロセンサー開発

利用した実施機関 / Support Institute

東京大学 / Tokyo Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

PZT,MEMS/NEMSデバイス/ MEMS/NEMS device,センサ/ Sensor,膜加工・エッチング/ Film processing/etching


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

行藤 敏克

所属名 / Affiliation

株式会社シリコンセンシングプロダクツ

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

UT-605:塩素系ICPエッチング装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

MEMSセンサー開発で、圧電PZT膜のドライエッチングが必要となった。2018年にULVAC CE-Sの塩素系ガスを使用して2stepのPZT膜エッチングの条件最適化を実施し、良好な形状のエッチングが可能となった。その後、数回の加工を実施すると1step条件のレジスト選択比の悪化が発生した。PZT膜1step条件の最適化を実施し、良好なレジスト選択比で処理する事が可能となった。選択比の変動を表1に示す。

実験 / Experimental

利用した設備:ULVAC CE-S
Antenna Power、Bias、Pressureの設定、PFC flowの実値を確認をし、レジスト選択比の確認を行い最適条件の確認を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

Antenna Power、Bias、Pressureの設定を組み合わせて条件出しを行ったが改善しなかった。
PFC flowを2.0sccm以下に抑える事で当初のエッチングレート、レジスト選択比の点で処理が可能となった。処理条件、PFC flowの変動を表2に示す。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


表1 1step条件ならびにレジスト選択比とエッチングレートの変動



表2 エッチング処理条件とPFC flowの変動


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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