【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.04.27】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22WS0095
利用課題名 / Title
選択的液滴抽出マイクロ流体デバイスの作製
利用した実施機関 / Support Institute
早稲田大学 / Waseda Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
マイクロ流体デバイス,成形/Molding,リソグラフィ/Lithography
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
四條 星斗
所属名 / Affiliation
早稲田大学 先進理工学研究科 ナノ理工学専攻
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
関口哲志
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
WS-014:紫外線露光装置
WS-016:レーザー直接描画装置
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
マイクロ流体デバイス内に単一細胞の培養セルを複数作成し、そこに個別に培地に包まれた細胞を静置するデバイスを作製し、培養した後、薬剤等で刺激を与えて細胞の個性を見ることを目的とする。
実験 / Experimental
レーザー描画装置を用いて流体デバイス用のCrマスクを作製し、それを用いてUV露光装置でレジスト鋳型を作製した。これを用いてソフトリソグラフィーと直接接合によりマイクロ流体デバイスを作製した。
結果と考察 / Results and Discussion
作製した流体デバイスを図1に示す。
右の画像がPDMSで作成された流路のSEM画像である。主流路と副流路の間にトラップ部を持つ流路が作製できたことが確認できた。左の画像がデバイス全体である。流路内の適切な位置に電極を配置したデバイスが作成できたことが分かる。しかし、実際に動作させたところ、想定の機能を果たさなかったので更なる改良が必要であることが分かった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1:作成されたマイクロ流体デバイス
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
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Seito Shijo, Dielectrophoresis-Based Selective Droplet Extraction Microfluidic Device for Single-Cell Analysis, Micromachines, 14, 706(2023).
DOI: 10.3390/mi14030706
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件