【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.16】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KT0031
利用課題名 / Title
配位高分子の次元クロスオーバー構造変換
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
配位高分子, 次元クロスオーバー,電子顕微鏡/Electron microscopy
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
吉田 幸大
所属名 / Affiliation
京都大学/理学部化学科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
敬 垚
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
小川哲也
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
申請者らは最近、Cu(II)とテレフタル酸陰イオンから成る2種類の配位高分子間の可逆構造変換を見出した。ともに二次元層状構造を有するが、シート内の配位環境や構成イオンの配列様式は全く異なる。いずれの二次元配位高分子も厚さ数ナノメートルのナノシートとして得られるため、本研究では、高分解能透過電子顕微鏡を用いてナノシート内の二次元シートの積層様式を調査することにより、本構造変換の発現機構について知見を得ることを目的とした。
実験 / Experimental
各ナノシートをN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)もしくは水中に分散させ、液体窒素で急冷させた後に高分解能透過電子顕微鏡にて電子線回折像の捕集を行った(4 K)。
結果と考察 / Results and Discussion
いずれの試料においても電子線回折スポットは観測されたが、2次元格子状の回折パターンは確認されず、結局格子の同定には至らなかった。ナノシートがランダムに配向している分散液を凍結させて測定したことが要因だと考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件