【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.05.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22AT5045
利用課題名 / Title
光触媒材料の過渡吸収分光測定
利用した実施機関 / Support Institute
産業技術総合研究所 / AIST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)量子・電子制御により革新的な機能を発現するマテリアル/Materials using quantum and electronic control to perform innovative functions(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
赤外・可視・紫外分光/Infrared and UV and visible light spectroscopy,フォトニクス/ Photonics
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
東海林 良太
所属名 / Affiliation
産業技術総合研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術補助/Technical Assistance(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
可視光を吸収する酸窒化物粉末光触媒の過渡吸収分光測定から光キャリアダイナミクスを評価するため、同光触媒材料についてフェムト秒過渡吸収分光装置を用いて、拡散反射配置での過渡吸収分光測定を行った。
実験 / Experimental
ポンプ光の波長を400 nm、プローブ光の波長を3000 nmに設定した時の測定結果を、以下の図1に示す。測定試料は、石英セル中に封入している。黒点が測定結果、赤線がフィッティング結果である。
結果と考察 / Results and Discussion
測定結果に対して、以下の式(1)を用いてフィッティングを行った。
∆abs(%)=I1exp(-t/τ1)+I2exp(-t/τ2)+I3exp(-t/τ3) (1)
フィッティングを行った結果、プローブ光の波長3000 nmでの過渡吸収信号強度の時間変化は、それそれ緩和時間が70ps、500 ps、4500 psの3つの指数減衰関数の和で良く再現できることが分かった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1 酸窒化物粉末光触媒の過渡吸収信号の時間変化
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件