【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.05.26】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22AT5039
利用課題名 / Title
SC-XAFS装置を用いた軽元素含有試料の蛍光X線スペクトル測定
利用した実施機関 / Support Institute
産業技術総合研究所 / AIST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
放射光/Synchrotron radiation
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
志岐 成友
所属名 / Affiliation
産業技術総合研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
AT-502:超伝導蛍光収量X線吸収微細構造分析装置 (SC-XAFS)
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
Particle Induced X-ray Emission (PXIE) は加速器を用いた分析手法の一つである。PIXEを用いた軽元素分析を実現することを目的として、筑波大学加速器施設のマイクロPIXEビームラインにおいて、 Superconducting Tunnel Junction (STJ)検出器を備えた SC-PIXE を開発している。本課題は、SC-PIXEで測定した試料の蛍光X線スペクトルをSC-XAFSを用いて測定することにより、SC-PIXEの特徴を明らかにすることを目的とする。
実験 / Experimental
高エネルギー加速器研究機構・放射光施設のビームライン BL-11A に SC-XAFS を設置し、単色X線照射時の蛍光X線スペクトルを測定した。
結果と考察 / Results and Discussion
軽元素を含む資料として、ポリイミド、テフロン、ステンレス、アルミニウムを用いた。図1に測定した蛍光X線スペクトルを示す。軽元素K線、遷移金属元素のL線が明瞭に検出された。SC-PIXEの測定結果とはスペクトル形状が大きく異なることが分かった。現在、スペクトルの差異の原因について考察を進めている。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1.SC-XAFS装置を用いて測定した蛍光X線スペクトル。
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件