利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.04.24】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22CT0203

利用課題名 / Title

昆虫のバイオミメティクス

利用した実施機関 / Support Institute

公立千歳科学技術大学 / Chitose IST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者)/Internal Use (by ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

生体由来素材,表面・界面,バイオミメティクス,蛍光顕微鏡,走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡,赤外分光,バイオアダプティブ材料,生体イメージング


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

カートハウス オラフ

所属名 / Affiliation

公立千歳科学技術大学理工学部応用化学生物学科

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

東間 登

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

CT-010:走査型電子顕微鏡(SEM)
CT-012:透過型電子顕微鏡(TEM)
CT-008:蛍光顕微鏡
CT-002:フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)/赤外顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

オサムシ科は40種類以上からなり、日本全国に分布しており、その甲皮の断面を電子顕微鏡で観察した。

実験 / Experimental

オサムシは北海道だけでなく沖縄でも採集し、様々な方法で甲皮の断面を作成し、光学顕微鏡と電子顕微鏡で観察した。

結果と考察 / Results and Discussion

断面は、キューティクルを液体窒素の温度まで冷却し、機械的に壊すことで最もよく見える。飛ぶ能力を失った種は、キューティクルが連動して開かなくなることがわかった。また、断面を見ると、キチン質の同心円状の層に囲まれた空洞が規則正しく並んでおり、軽量な構造に機械的安定性を与えていることがわかりました。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1:オオルリオサムシ(Carabus)の写真



図2:マイマイカブリ( Carabus (Damaster) blaptoides capito)の後翅の断面の電子顕微鏡写真


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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