【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.04.24】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22CT0118
利用課題名 / Title
架橋された再生セルロースの応用
利用した実施機関 / Support Institute
公立千歳科学技術大学 / Chitose IST
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
走査型電子顕微鏡,生体由来素材,電子顕微鏡/Electron microscopy,生分解性材料
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
大村 善彦
所属名 / Affiliation
大村塗料株式会社
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
公立千歳科学技術大学 カートハウス教授
利用形態 / Support Type
(主 / Main)共同研究/Joint Research(副 / Sub),機器利用/Equipment Utilization
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
洋紙や段ボールの製造工程において紙粉が発生し問題となっている場合があるが、これらは産業廃棄物として有償処理されているのが現状である。この廃棄紙粉を新たにセルロース原材料として再利用する目的で開発検討を行った。
実験 / Experimental
紙粉セルロースの架橋剤としてクエン酸を使用し、触媒として次亜リン酸ナトリウムの効果を検討した。また、増量と成型体安定化のために澱粉、米糠の添加効果をみた。
結果と考察 / Results and Discussion
1)130℃以上の加熱により架橋固化が観察された。2)次亜リン酸ナトリウムの触媒効果は特に明確ではなかった。3)澱粉を紙粉の2倍以上加えることにより固化状況が向上した。4)米糠は澱粉と比較して脆くなりやすく焦げやすい傾向にあった。5)澱粉が多いと発泡する傾向にあり比重が1以下の成型体が得られることが判明した。5)生分解性を有する油吸着用成型体としての応用が考えられる。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件