【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.07.28】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22OS0044
利用課題名 / Title
高度電子顕微鏡による染色体・核・細胞構造の解析
利用した実施機関 / Support Institute
大阪大学 / Osaka Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials
キーワード / Keywords
染色体、核、細胞,電子顕微鏡/Electron microscopy
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
Ohmido Nobuko (近江戸 伸子)
所属名 / Affiliation
神戸大学
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
本研究は、高度電子顕微鏡技術を活用し、染色体、核、細胞の外部構造ならびに内部構造について、機能部位特異的DNAならびにタンパク質、クロマチンをナノオーダーで観察し、高次構造を明らかにする新しい学術分野である。貴研究所にあるナノレベルでの高解像が期待できる先端的高度顕微鏡技術のSEM, TEM, HVTEM,UHVTEMを適用し、ナノ構造から細胞機能ならびに分化を解明する。分子生物学による機能解析とナノテクノロジーによる構造解析の融合により、染色体、核、細胞の高次構造解明に迫る。
実験 / Experimental
植物細胞をホルムアルデヒド、酢酸などの様々な方法で固定し、微細構造を観察するためにTEM-H7500 に最適な試料作製法を検討した。カーボンコートカバーグラス、リジン包埋、アクアフィルムの使用などを検討した。
結果と考察 / Results and Discussion
TEMーH7500 を用いて4回の観察を行ったが、画像は不鮮明であり未だ対象の細胞試料は観察できていない。今後、リジン包埋法の改良、細胞材料の固定法(酢酸エタノール、グルタールアルデヒド、ホルムアルデヒド)の比較を行い、適正な試料作製法の検討を続ける。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件