【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.07.28】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22OS0007
利用課題名 / Title
透過型電子顕微鏡を用いたコーティング塗膜の観察
利用した実施機関 / Support Institute
大阪大学 / Osaka Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials
キーワード / Keywords
電子顕微鏡/Electron microscopy,コンポジット材料/ Composite material
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
田中 諒
所属名 / Affiliation
荒川化学工業株式会社
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術相談/Technical Consultation
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
コーティング剤は塗工対象となる基材の種類により、塗膜の物性が変化する。
この要因は、塗膜中における配合成分の分散状態によるものと推測しているが、それを分析により検証することができていない。
塗膜中における配合成分の分散状態を観察することができれば、基材の種類と配合成分の関係を解明し、コーティング剤の性能発現に関する知見を得ることができると考える。
実験 / Experimental
コーティング剤の塗膜をウルトラミクロトームにて超薄切片作製した。
作製した超薄切片を透過型電子顕微鏡(JEM-2100Plus)を用いて透過電子像を観察した。
結果と考察 / Results and Discussion
配合した成分の分散状態を観察することができた。
しかしながら、今回の実験では基材の種類による分散状態の差は判断できなかった。
より顕著な差が観察できる試料を選定する必要があることが分かった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
Fig.1 透過型電子顕微鏡による分散状態の観察
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件