【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.26】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22UT1020
利用課題名 / Title
臓器チップの研究開発
利用した実施機関 / Support Institute
東京大学 / Tokyo Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)加工・デバイスプロセス/Nanofabrication(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
細胞培養デバイス,リソグラフィ/Lithography
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
梶 弘和
所属名 / Affiliation
東京医科歯科大学
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
梨本裕司,堀 武志,安藤 萌,土屋香碧,許 家誠,稲垣皓介,岩田美樹,佐藤優輝
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
微細な流路をもった細胞培養デバイス(いわゆる細胞培養用のマイクロ流路デバイス, 臓器チップ)を作製するために、東京大学の設備を利用してフォトリソグラフィーを行い、デバイスの鋳型を作製した。
実験 / Experimental
ウエハをH2O2/H2SO4混合溶液で処理し、その後洗浄した。ウエハにSU-8 3050あるいはSU-8 2100をスピンコートした。その後、以下の加熱処理を行った。60℃ 1 min → 110℃ 50 min → 65℃ 1 min → 室温 >30 min。マスクアライナー MA6を使用して、SU-8があるウエハにフォトマスク上のパターンを転写した。その後、以下の加熱処理を行った。65℃ 1 min→95℃ 5 min→65℃ 1min→ 室温 >5 min。SU-8 developer (あるいはPMシンナー)で現像した後、イソプロパノールとエタノールで洗浄した。最後に加熱処理(たとえば150℃ 10 min)をして鋳型を完成させた。
結果と考察 / Results and Discussion
本方法により、ウエハ上に微細なSU-8パターンを形成させることができた。流路は、たとえば、流路幅1000ミクロン前後、流路高さ100-200ミクロン程度のものを作製することができた。 SU-8 developer (あるいはPMシンナー)による現像は、2度行うことにより、より綺麗な結果が得られることが分かった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件