利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.16】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22UT0402

利用課題名 / Title

天然物生合成に関わる酸化酵素の反応解析

利用した実施機関 / Support Institute

東京大学 / Tokyo Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)量子・電子制御により革新的な機能を発現するマテリアル/Materials using quantum and electronic control to perform innovative functions(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

ESR,スピントロニクス/ Spintronics


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

森 貴裕

所属名 / Affiliation

東京大学

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

森貴裕,朱宇豪

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

Le Duc Anh

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

UT-302:電子スピン共鳴装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

天然物の生合成に関わる非ヘム鉄酸化酵素の反応機構を解析するため、ESRにてラジカル中間体の生成の確認や、金属イオンの電子状態について検討を行った。

実験 / Experimental

精製した酵素に対して活性に必要な捕因子である鉄イオン、共基質である2-オキソグルタル酸を添加し、20Kにて鉄イオンが活性部位に配位したresting stateの測定を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

過去の論文においてホモログ酵素では、鉄イオンおよび2-オキソグルタル酸を添加した条件で鉄イオンのresting stateのスピン状態が検出されていたにもかかわらず、今回の測定ではresting stateのスピン状態を検出することができなかった。酵素濃度が低く、検出限界を下回っていた可能性が考えられるため、酵素精製のスケールをあげ、大量精製したのちに酵素濃度、測定条件の最適化を行っていく予定である。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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