【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22UT0340
利用課題名 / Title
新奇超分子の構造解析
利用した実施機関 / Support Institute
東京大学 / Tokyo Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
有機系機能材料,X線回折/X-ray diffraction
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
三苫 伸彦
所属名 / Affiliation
理化学研究所
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
桑山 元伸
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
分子結晶の構造を解析するため、東京大学の設備を利用して単結晶X線構造解析を行った。本研究では大量合成が可能な芳香族ケトンや芳香族アルキンを整然と配列させた後に重合させることで、新たな機能性高分子材料を得ることを目指す。
実験 / Experimental
分子結晶の小片に関し、微小結晶構造解析装置(VariMax-Dual)を用いて単結晶X線構造解析を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
類比化合物結晶3種の測定を行った。これら結晶のうち、2つは昇華精製によって得た結晶であり、剥離が難しく良好な単結晶サンプルを調製できなかったため、構造解析には至らなかった。溶液からの再結晶法によって得た結晶は良好なサンプル調製が可能であり、構造解析に至ったが、解析の結果、当該結晶は溶媒を取り込んだ構造になっており、重合による高分子化に不向きであることが判明した。今後は、溶媒を取り除くため、昇華精製による良好な結晶作製方法を検討することが必要である。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1. 芳香族ケトン結晶の光学顕微鏡像。
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
なし
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件