利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.16】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22UT0294

利用課題名 / Title

極低温におけるSUS316Lの応力多軸度とマルテンサイト変態量の関係性

利用した実施機関 / Support Institute

東京大学 / Tokyo Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)その他/Others(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

電子顕微鏡/Electron microscopy,鉄鋼材料


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

津田  麟太郎

所属名 / Affiliation

東京大学

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

UT-103:高分解能走査型電子顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

準安定オ ーステナイトである SUS316L は TRIP を起こし、 マルテンサイト相(α‘相)が生成することが知られ ている。この TRIP の起こる程度は応力場の状態と大 きく関係すると考えられている。異なる応力多軸度で変形させたSUS316L製の試験片を用意し、そのマルテンサイト量を調査する。

実験 / Experimental

平滑試験片およびノッチ付き試験片の引張試験を77Kで行う。応力多軸度は有限要素法解析を用いて計算し、マルテンサイト変態量については、EBSD解析を用いて測る。この2つの関係性について考察する。

結果と考察 / Results and Discussion

EBSD解析を依頼した後に、実際にSUS316LのTRIPの挙動を知りたい20Kでのマルテンサイト変態量を計測する機会をいただいたため、依頼したEBSD解析の結果を使うことはなかった。20Kでの変態量は計測できたものの、本年度中に応力多軸度とマルテンサイト変態量の関係を導くまでには至らなかった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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