【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.16】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22UT0287
利用課題名 / Title
ケミカルリサイクルのための樹脂分解触媒の開発
利用した実施機関 / Support Institute
東京大学 / Tokyo Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
X線回折/X-ray diffraction,資源循環技術/ Resource circulation technology
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
高橋 講平
所属名 / Affiliation
東京大学
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
Yumeng Liao
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
難分解性樹脂のケミカルリサイクルを目指し、樹脂の結合開裂を促進する触媒を開発する。
実験 / Experimental
樹脂分解のための触媒の構造を同定するとともにその反応性を探索した。具体的には、樹脂中の不活性結合を開裂させることによる分解を目指し、不活性結合開裂能をもつ触媒を新たに合成した。これまでにすでに構造を明らかにしていたイリジウム-ホスフィン錯体のホスフィン配位子が従来のものよりもより電子供与性の強いもの、電子吸引性の強いものをそれぞれ合成し、その構造を単結晶X線構造解析により調査し、触媒能を評価した。
結果と考察 / Results and Discussion
単結晶X線構造解析により詳細な構造を明らかとすることができた。触媒能を評価すると、電子供与性の強いホスフィン配位子をもつ錯体を用いた際に、従来のものよりも不活性結合開裂能が向上することが明らかとなった。したがって、今後の新たな触媒の設計に対する指針が得られた。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件