利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.07.31】【最終更新日:2023.05.13】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22UT0194

利用課題名 / Title

有機金属錯体の構造解析

利用した実施機関 / Support Institute

東京大学 / Tokyo Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

X線回折/X-ray diffraction,分離・精製技術/ Separation/purification technology,資源循環技術/ Resource circulation technology


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

楠本 周平

所属名 / Affiliation

東京大学

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

東拓也,正田浩一朗,澁谷勇希,齋藤翔

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

UT-201:無機微小結晶構造解析装置


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

有機金属錯体の単結晶構造解析により、金属と有機配位子間での結合状態の解明を目的とした。

実験 / Experimental

varimax dual Mo線源を用い、摂氏-180度で単結晶の構造解析を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

シクロペンタジエノンバナジウム錯体の構造解析に成功した。構造解析により、配位子がシクロペンタジエノンの4つの炭素でバナジウム中心に結合していること、さらにカルボニル炭素酸素間の結合が、既報のテトラアリールシクロペンタジエノン-金属錯体の中で最も伸長されていることが分かった。これは一価バナジウムの電子供与性の大きさを示すものであり、還元的結合切断に対して高い活性を示すことが期待される。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


シクロペンタジエノンバナジウム錯体の構造


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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