【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.20】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22KT1012
利用課題名 / Title
高周波ダイオードのIVおよびCV特性計測
利用した実施機関 / Support Institute
京都大学 / Kyoto Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
電気計測,高周波ダイオード,IV特性,CV特性,高周波デバイス/ High frequency device
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
吉田 賢史
所属名 / Affiliation
鹿児島大学 学術研究院理工学域工学系
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
KT-319:パワーデバイスアナライザ
KT-317:プローバ
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
市販されている高周波ダイオードは,データシートはあっても必要な情報が掲載されていないことも多い.そのため,市販されている高周波ダイオードのIV特性とCV特性の計測を行った.
実験 / Experimental
GHz帯におけるマイクロ波にも追従できる高周波ダイオードのIVおよびCV特性評価を行う.市販されているダイオード数種類を選定し,薄膜誘電体基板上に実装した.今回は各2個ずつ実装したため,それぞれの型番に対して2個ずつの計測を実施する.測定する電流や電圧の範囲は,予めデータシートから暫定値として決定しておき,素子ばらつきによる多少の測定範囲調整は計測作業を通して現場にて行う.データシートにIVおよびCV特性が掲載されているものは,計測結果とデータシートのデータを比較検討する.データシートに記載のないものは今回計測したデータが唯一の結果となるため大変貴重である.図1は今回計測に用いたプローバとパワーデバイスアナライザである.プローバに付属の針プローブにより今回用意した基板の端子にプロービングを行った.
結果と考察 / Results and Discussion
図2は1MHzにおけるCV特性の測定結果である.電圧を変化させることで容量値が変化することを確認できた.IV特性については,100mAまでの計測を予定していたが上手くセッティングができなかったため断念した.また次回以降チャレンジしたい.
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
図1:計測において用いたプローバとパワーデバイスアナライザ
図2:CV特性の測定結果
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件