【公開日:2023.07.28】【最終更新日:2023.05.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22TU0186
利用課題名 / Title
皮膚組織の損傷を調べるための電子顕微鏡観察法の検討
利用した実施機関 / Support Institute
東北大学 / Tohoku Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed
キーワード / Keywords
バイオ関連材料,電子顕微鏡/Electron microscopy
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
松延 祥平
所属名 / Affiliation
横浜市立大学 医学部
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)技術補助/Technical Assistance(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
薬剤暴露マウスの皮膚組織において、脂肪組織の移動やコラーゲンの減少に注目して、皮膚の損傷レベルを測りたいと考えている。今回、その検証における条件検討に向けて、透過型電子顕微鏡の観察原理や観察方法を再確認し、技術向上を図ることを目的に、利用申請を行う。
実験 / Experimental
透過型電子顕微鏡の観察技術を高めるために、JEM-2100 (PLUS)を利用し、FIB加工試料や較正標準試料の観察を行った。
結果と考察 / Results and Discussion
主に、非点補正、回折パターン、明視野像・暗視野像の観察、較正試料の計測及びEDSマッピングを行った。コンデンサーレンズ絞り、対物レンズ絞りを変えた時の観察も行い、対物レンズ絞りの径を小さくすると、視野探しで難しい面はあったが、よりはっきり像を観察できることが分かった。今後、非点補正や絞りの調節などを意識して目的の像を取得できるように技術を伸ばしていく。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
本課題は、文部科学省委託事業マテリアル先端リサーチインフラ課題としてTEMおよびSTEM技術の習得および技術向上のため、東北大学ナノテク融合技術支援センターの共用装置を用いて、技術スタッフによる技術補助・指導の元で観察を行った。また、観察に先立ち今野豊彦先生によるTEMの光学系と結像の原理に関する講義を受講した。今回、金属材料研究所分析コアARIM班の今野豊彦様、早坂浩二様に、講習準備ならびに観察技術のご指導をして頂き、誠に感謝申し上げます。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件