【公開日：2023.08.01】【最終更新日：2023.04.14】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22NI0811
利用課題名 / Title
イミノニトリルに対するチオール付加反応の開発
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋工業大学
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用（ARIM事業参画者以外）/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis（副 / Sub）計測・分析/Advanced Characterization
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed（副 / Sub）マテリアルの高度循環のための技術/Advanced materials recycling technologies
キーワード / Keywords
アミノ酸誘導体,X線回折/X-ray diffraction,高品質プロセス材料,資源代替技術
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
小山田 悠介
所属名 / Affiliation
名古屋工業大学
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
（主 / Main）機器利用/Equipment Utilization（副 / Sub）-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
アミノ酸誘導体は、Strecker（シアノ基導入）反応によっても合成が可能であるが、求電子剤となるイミン構造に制限があった。本研究では、α-イミノニトリルを反応基質とすることで、これまでにないアミノ酸誘導体の合成を試みた。
実験 / Experimental
イミノニトリルとベンジルメルカプタンをブレンステッド酸触媒条件下、-78℃で撹拌すると、良好に反応が進行し、α位に硫黄原子を有するアミノ酸前駆体が得られた。生成物を精製・再結晶することで単結晶を得ることに成功した。 得られた単結晶については、単結晶X線結晶構造解析装置（Rigaku Mercury diffractometer AFC-8R）を用いて構造決定を行ったが、解析がうまくできなかった。
結果と考察 / Results and Discussion
イミノニトリルとベンジルメルカプタンとの反応によって得られた結晶から単結晶を作成し、X線結晶構造解析を試みた。予備測定した回折像を見ると高角の回折が観察しづらいような様子だったが、結晶の正確性は80%を超えていた。しかし、それぞれのスポットが二つ重なっている様にも見え、双晶であるようにも思われた。本測定の結果を解析にようとしてもソフトに打ち込んだ分子式と一致しない結果となり、解析ができなかった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
本研究は未発表の研究であり、学会発表も行っていない。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件