利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.04.25】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22NU0421

利用課題名 / Title

表面にπ電子供与部位を修飾したナノポーラス金属錯体の合成と性質

利用した実施機関 / Support Institute

名古屋大学 / Nagoya Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

内部利用(ARIM事業参画者以外)/Internal Use (by non ARIM members)

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

粒度分布測定(動的光散乱), 複合材料, 微粒子


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

岡安 凌平

所属名 / Affiliation

名古屋大学大学院工学研究科

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NU-013:動的光散乱(DLS)


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

Metal-organic Polyhedra (MOP)は、金属イオンと有機配位子が自己集合してできるかご型の錯体分子である。内部にナノ細孔を有するMOPは、多孔質材料としての活用が期待されている。
特に最近はMOPの複合体を合成することで、特異な性質を獲得する研究が盛んである。そこで本研究ではMOP複合体を合成を目指し、溶液中における状態をDLS測定を用いて観測した。

実験 / Experimental

直径が数nm程度と予測されるMOPについて、DLS装置を用いた粒子径分布測定を行った。
また、MOP複合体を合成後、粒子径分布測定を行い溶液中における複合体の状態を観察した。

結果と考察 / Results and Discussion

MOP単体の粒子径分布測定の結果、予測と同程度の平均値を有する単分散な粒子径分布が得られた。このことから、MOPが目的通りの形状であることが確認された。
また、MOP複合体の溶液について粒子径分布測定を行った結果、溶液中においてもMOP複合体が維持され得ることが示された。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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