【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.05.02】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22NU0417
利用課題名 / Title
肝臓由来物質が関与する慢性肝疾患の病態進展メカニズムの解明
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
生体イメージング/ In vivo imaging
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
江口 暁子
所属名 / Affiliation
三重大学大学院医学系研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
NU-025:X線CT・蛍光ダブルモーダルin vivoイメージングシステム
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
慢性肝疾患の病態進展に伴い、動脈硬化・心疾患・腎障害等の多臓器が関連する合併症を併発するが、合併症の発症や種類を規定する因子やそのメカニズムは解明されていない。そこで、肝臓由来物質が合併症に関与するメカニズムを明らかにすることで、将来的には合併症に対する早期診断や治療介入の指標作成を目指す。
実験 / Experimental
慢性肝疾患マウスを作製し、肝臓から放出される物質の体内動態をイメージングにて観察・計測した。
結果と考察 / Results and Discussion
肝臓由来の物質が遠隔臓器に伝播されていることがわかったが、伝播される臓器と伝播されない臓器に分かれることがわかった。この伝播のされやすさについては、標的臓器側と肝臓由来物質側の2つの可能性が考えられることから、さらなる研究を進めている。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 江口暁子. 分析化学が貢献する臓器・細胞間応答に重要な細胞外小胞の機能解明 2021年度 分析化学愛知地区講演会(web)2021年10月20日
- 江口暁子、湯川博、小山隆太、藤田尚信、馬場嘉信、岩佐元雄. 肝細胞由来の微粒子は慢性肝疾患合併症の病態進行に寄与する 第44回分子生物学会(横浜)2021年12月1日
- 江口暁子、湯川博、小山隆太、藤田尚信、馬場嘉信、岩佐元雄. 肝細胞由来の微粒子は慢性肝疾患合併症の病態進行に寄与する 第9回細胞外小胞学会学術集会(東京)2022年11月24日
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:1件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件