【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.04.25】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
22NU0410
利用課題名 / Title
発光希土類ナノ粒子の新規開発
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
ナノ粒子
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
西山 桂
所属名 / Affiliation
名城大学理工学部
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
現在,光エネルギー変換材料として発光バイオマーカーが注目されている.発光バイオマーカーとは動植物の細胞に投与し励起光である紫外線などを照射することにより病斑部を発光させて疾患の種類や進行具合を示す指標となるものである.しかし現在はカドミウムやセレンなどの生体に害のある元素が用いられているため,より安全性の高いイットリウムや亜鉛を用いた発光バイオマーカーの作成が考えられている.
実験 / Experimental
ミセル法では電子天秤を用いて,CTAB、, 硝酸ユウロピウム(Ⅲ)六水和物0、硝酸イットリウムn水和物を測り取った.逆ミセル法では電子天秤を用いてCTAB、 硝酸ユウロピウム(Ⅲ)六水和物、硝酸イットリウムn水和物、イオン交換水、メスシリンダーでヘキサン、アルコールを測り取った.このの試料を室温にてマグネティックスターラーで約30分攪拌した.次に高圧分解反応容器に入れ,マントルヒーターを用いて加熱した.その後マントルヒーターの電源を切り,室温にて常温に戻した.
結果と考察 / Results and Discussion
.ミセル法ではCTAB0、硝酸ユウロピウム(Ⅲ)六水和物、硝酸イットリウムn水和物を使用し、攪拌後,高圧用反応分解容器に入れ,マントルヒーターで加熱したた。こちらのサンプルを比較対象とし,粒子のモルフォロジーを比較した. 粒径は約1800 nm以下である.一方,水熱法を6時間行ったところ粒径が小さくとなった.水熱法では大きな粒子がないため粒径分布が均等になるように生成された粒子同士が結合し,水熱法となると途中処理の時点で出来ていた粒子同士が結合し大きな粒子へと成長し,新たにできた小さな粒子はより大きな粒子と結合しようとするため,粒径分布がばらつくと考えられる.
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件