利用報告書 / User's Reports


【公開日:2023.08.01】【最終更新日:2023.04.30】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

22NU0401

利用課題名 / Title

ポーラス酸化ガリウムの幾何学形状評価

利用した実施機関 / Support Institute

名古屋大学 / Nagoya Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代ナノスケールマテリアル/Next-generation nanoscale materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

形状・形態観察, 水素エネルギー関連材料, 走査型電子顕微鏡


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

近藤 敏彰

所属名 / Affiliation

愛知工科大学

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

NU-004:走査型電子顕微鏡(SEM)


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

アノード酸化プロセスにより作製したポーラス酸化ガリウムの幾何学形状をSEMにより調査した。

実験 / Experimental

液体ガリウムを固化させることで,ガリウム板を作製した。ガリウム板を酸性電解液中に浸漬しアノード酸化することで,ガリウム板の表面にポーラス酸化ガリウムを形成した。得られたサンプルの幾何学形状は,走査型電子顕微鏡(FE-SEM; JSM-7500F, JEOL; NU-004)を用いて観察した。

結果と考察 / Results and Discussion

Fig.1には,本検討により作製したポーラス酸化ガリウムの代表的なSEM観察像を示す。Fig.1(a)の正面像より,サンプル全面にわたってナノ細孔が配列している様子が観察された。ナノ細孔の直径は140nmであった。Fig.1(b)の断面像より,ナノ細孔が膜面に対し直行して形成された様子が観察された。ナノ細孔の深さはアノード酸化時間により制御可能であった。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


Fig. 1 (a) Frontal and (b) cross-sectional SEM image of a porous Ga oxide


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)

・基盤研究C 「アノード酸化プロセスによる複合アニオン化合物の創生」
・林育生様(名大ARIM)に感謝します。


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
  1. 近藤敏彰, “ガリウムのアノード酸化挙動”表面技術協会第149回講演大会,A-60,令和5年3月8日.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る