利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.25】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23SH0031

利用課題名 / Title

樹脂複合材料中フィラーの分散性評価

利用した実施機関 / Support Institute

信州大学 / Shinshu Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)マルチマテリアル化技術・次世代高分子マテリアル/Multi-material technologies / Next-generation high-molecular materials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

高分解能3次元X線顕微鏡,異種材料接着・接合技術/ Dissimilar material adhesion/bonding technology,コンポジット材料/ Composite material


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

武田 真一

所属名 / Affiliation

武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

西村直之

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

SH-012:高分解能3次元X線顕微鏡


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

樹脂材料にフィラーを分散させることにより機能向上化を図る試みは産業界で非常に多く活用されている技術である。これらの材料設計においては、樹脂/フィラー界面の設計が非常に重要となっており、最近、溶解度パラメータ(HSP)による検討が盛んになされている。現在、所定の表面処理を行った樹脂材料の分散性評価を高分解能3次元X線顕微鏡により評価を行い、HSPからの予測結果との整合性評価を実施している。

実験 / Experimental

所定の表面処理を種々の水準にて施したフィラーを樹脂中に分散、成形を行い高分解能3次元X線顕微鏡を用いてフィラーの分散性(大きさ・不均一性等)を観察した(図1)。

結果と考察 / Results and Discussion

現在 3次元X線顕微鏡により得られた3次元像の解析を行っており、今後フィラー表面のHSP値の評価結果から計算した分散性の予測と比較し整合性評価を実施して置く予定。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations


図1  射出成形を行ったポリエチレン素材中のグラスファイバーの分散状態


その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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