【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.07.02】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
23SH0026
利用課題名 / Title
木粉とバイオポリプロピレンを利用した建築部材への適用について
利用した実施機関 / Support Institute
信州大学 / Shinshu Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
外部利用/External Use
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-
【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-
キーワード / Keywords
木粉利用板材, 曲げ試験, 耐候試験
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)
二タ村 朝比古
所属名 / Affiliation
株式会社hide kasuga 1896
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
二タ村朝比古
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub)-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
報告書データ / Report
概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
木粉とバイオポリプロピレンを混合した材料を板材に射出成形した。この板材を建築部材に適用するためには建築基準法に則ったさまざまな試験があるが、ARIMでは曲げ強度を万能試験機で、表面観察をデジタルマイクロスコープを利用した。
実験 / Experimental
曲げ強度試験では木粉の量を30%、40%、50%に変化させた黒、焦茶、無着色、白、青、赤および緑を着色した板材の21種類を用い、80×10×2mmに成形し供試材とした。まず、射出成形の場合、異方性の有無を確認するために流れに対して0°、45°、90°で切り出し、曲げ試験を実施耐候試験で180日経過した板材の曲げ強度の変化を実施表面観察は耐候試験180日経過した板材の表面の観察を実施
結果と考察 / Results and Discussion
異方性については0°、45°、90°順に曲げ強さは低下する傾向が見られた。木粉の量が増加すると曲げ強度も増加することがわかった。色の違いでは黒、焦茶、無着色および赤の曲げ強度の値がよかった。耐候試験180日経過した曲げ強度については2割程度の曲げ強度の低下が見られた。また、耐候試験で劣化した表面をデジタルマイクロスコープにて観察した。劣化した部分は微粉末状になっており、色落ちが激しかった。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件