利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.06.05】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23JI0051

利用課題名 / Title

質量分析法による生体分子の分子化学構造の同定

利用した実施機関 / Support Institute

北陸先端科学技術大学院大学 / JAIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

質量分析/ Mass spectrometry


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

秦野 修

所属名 / Affiliation

公立大学法人奈良県立医科大学医学部

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

宮里朗夫

利用形態 / Support Type

(主 / Main)技術代行/Technology Substitution(副 / Sub)-


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

JI-019:フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

超高分解能FT-ICR MS 装置を用いて、木質から新たな有用化合物を得る目的で、種々の溶媒を用いた木質分解過程における分解産物を無処理、及び、誘導体化して、主にMALDI 法、一部、ESI法で解析した。

実験 / Experimental

過酸化水素水に種々の触媒候補物質を加えて、スギ切片を用いた木質分解過程における分解産物を、主にMALDI 法(マトリックス:DHB, CHCA)で、一部、ESI法で解析した。 又、カルボニル基をもつ化合物(ステロイドホルモン類や木質分解産物など)を誘導体化して、主にMALDI法で解析した。

結果と考察 / Results and Discussion

超高分解能FT-ICR MS 装置を用いることにより、種々の溶媒を用いた木質分解過程における分解産物やステロイドホルモン類について 1 ppm 未満の質量誤差で、それらの組成式を推定できた。本研究は再生可能資源である木質バイオマスから主成分であるセルロースやリグニン等を、先端化学材料を含む有用化学物質への効率的変換/利用法の開発を目的とし、スギ等の木質バイオマスの効率的な分解方法の開発を行っていきたい。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)



成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

印刷する
PAGE TOP
スマートフォン用ページで見る