【公開日：2024.07.25】【最終更新日：2024.06.24】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23JI0048

利用課題名 / Title

PFAS対応型イオン液体の開発とフィルム評価

利用した実施機関 / Support Institute

北陸先端科学技術大学院大学 / JAIST

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）物質・材料合成プロセス/Molecule & Material Synthesis（副 / Sub）-

【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル/Materials allowing high-level device functions to be performed（副 / Sub）-

キーワード / Keywords

透過型電子顕微鏡(TEM)H-7650/HITACHI Transmission Electron Microscope Model H-7650,ウルトラミクロトーム（TEM試料作製）/ Ultramicrotome (TEM sample preparation),高品質プロセス材料/技術/ High quality process materials/technique

利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)

中山 茉初

所属名 / Affiliation

日本カーリット株式会社

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes

ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

東嶺 孝一,小林 祥子

利用形態 / Support Type

（主 / Main）技術代行/Technology Substitution（副 / Sub）-

利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

報告書データ / Report

概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

アクリル又はシリコン系樹脂（粘着剤）に添加することで帯電防止性能を付与するイオン性化合物の開発において、樹脂組成物の断面観察及び分析行うことで、樹脂組成物中でのイオン性化合物の分布状態が帯電防止性能や光学特性にどのように寄与しているかを解明する。

実験 / Experimental

イオン性化合物を含有した粘着フィルムサンプルを樹脂に包埋し、ウルトラミクトロームによる断面出しを実施。透過型電子顕微鏡（TEM）による断面観察を行った。

結果と考察 / Results and Discussion

ウルトラミクトロームによる粘着フィルムサンプルの断面出しは可能であった。しかしながら包埋樹脂とサンプル部分にコントラストの違いが無い事、切削時のアーティファクトが紛らわしい事などから粘着剤層の判別ができず、TEM観察に適した薄片試料の作製は困難な結果であった。
目的である粘着剤層のTEM槓子が難しいことから、当該分析はペンディングとした。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations

その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)

東嶺孝一様（北陸先端科学技術大学院大学 ナノマテリアルテクノロジーセンター）小林祥子様に感謝します。

成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)

口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.

特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件