利用報告書 / User's Reports


【公開日:2024.07.25】【最終更新日:2024.03.12】

課題データ / Project Data

課題番号 / Project Issue Number

23BA0051

利用課題名 / Title

IM4000イオンミリング装置を利用したSEM試料断面の作製

利用した実施機関 / Support Institute

筑波大学 / Tsukuba Univ.

機関外・機関内の利用 / External or Internal Use

外部利用/External Use

技術領域 / Technology Area

【横断技術領域 / Cross-Technology Area】(主 / Main)計測・分析/Advanced Characterization(副 / Sub)-

【重要技術領域 / Important Technology Area】(主 / Main)革新的なエネルギー変換を可能とするマテリアル/Materials enabling innovative energy conversion(副 / Sub)-

キーワード / Keywords

パワーエレクトロニクス/ Power electronics,イオンミリング/ Ion milling


利用者と利用形態 / User and Support Type

利用者名(課題申請者)/ User Name (Project Applicant)

陳 君

所属名 / Affiliation

国立研究開発法人 物質・材料研究機構

共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes

関口隆史

利用形態 / Support Type

(主 / Main)機器利用/Equipment Utilization(副 / Sub),技術補助/Technical Assistance


利用した主な設備 / Equipment Used in This Project

BA-018:イオンミリング


報告書データ / Report

概要(目的・用途・実施内容)/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)

SiC材料はパワーデバイスへの応用が期待されている。中でも4H-SiC基板上に成長した3C-SiC薄膜は、界面に2次元電子ガスを発生させることで高い移動度を実現している。しかし、界面に欠陥の少ない理想的な構造を作製することは困難である。本研究では、イオンミリング装置を用いて3C-SiC/4H-SiCの断面試料を作製し、高性能走査型電子顕微鏡で観察することで、界面構造の評価と成長条件の最適化を目指す。

実験 / Experimental

イオンミリング装置 (Hitachi製、IM4000)で断面試料を作製した。

結果と考察 / Results and Discussion

ARIMのイオンミリングシステムを使用することにより、良好な断面試料を得ることができた。断面サンプリング技術に基づき、4H-SiC基板上に成長した3C-SiC層をEBSDとCLによって構造的および光学的に評価した。3C-SiC層の結晶品質は、プロパンの前処理に大きく影響される。適切な前処理により、積層欠陥と粒界を含まない高品質の3C-SiC層を得ることができた。

図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項(参考文献・謝辞等) / Remarks(References and Acknowledgements)


成果発表・成果利用 / Publication and Patents

論文・プロシーディング(DOIのあるもの) / DOI (Publication and Proceedings)
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
特許 / Patents

特許出願件数 / Number of Patent Applications:0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents:0件

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