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参画機関から

京都大学,大阪大学,奈良先端科学技術大学院大学

【開催報告】第4回ナノテクプラットフォーム関西「電子デバイスフォーラム京都」パネル展示および大学セッション

 25-27年度の3回のナノテクプラットフォーム関西に引き続き,本年度は,第4回ナノテクプラットフォーム関西として,「電子デバイスフォーラム京都」(11月1日,2日開催,主催:一般社団法人日本電子デバイス産業協会(略称NEDIA))において,関西地域の参画大学(京都大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学)が,「ナノテクノロジープラットフォーム最新解析技術と活用事例」として大学セッションとパネル展示を実施し,講演と事業の詳細な説明を行いました.なお,本セッションとは別に,展示会場において二日間のパネル展示を実施しました.

(1)大学セッション 日時,場所,主催
 日時:11月1日(火)午後2時-5時
 場所:京都リサーチパーク東地区
 主催:京都大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学ナノテクノロジープラットフォーム

(2)概要
 大学セッションは,最新解析技術に関する講演と各大学利用者の事例報告の2部構成で行いました.聴講者数は約30名で大変盛況であり,聴講者の高い関心を集めていました.

 前半は,(株)東レリサーチセンターの杉山直之氏が「最先端のデバイス・材料開発を支援する分析・解析技術」という題名で講演を行いました.内容として,①最新デバイスの球面収差補正装置つき走査透過電子顕微鏡による解析,②実装品接合界面における3次元構造解析,③樹脂/金属界面における密着性不良解析,④有機/有機界面における層間拡散分析について,入門的かつ具体例を豊富に挙げて解説されました.

 後半は,各大学の利用者がナノテクノロジープラットフォームを製品開発や不良解析に役立てた事例を報告しました.京都大学の利用事例では,(株)FLOSFIAより「ミストCVDを用いた酸化ガリウムパワーデバイス(世界最小オン抵抗ダイオード)の開発」について報告がありました.奈良先端科学技術大学院大学の利用事例では,イーセップ(株)より「ナノ多孔性セラミック分離膜基盤を活用した化学産業の省エネ・グリーン化」について発表されました.大阪大学の利用事例では,北陽電機(株)より「測域センサ用途における面発光レーザー(VCSEL)の採用検討評価と劣化特性解析」について報告されました.いずれの発表においても,中小企業,ベンチャー企業にとって,ナノテクノロジープラットフォームがなければ,研究開発が進まなかったという内容であり,ナノテクノロジープラットフォームへの強い期待と責任を感じました.

(3)まとめ
 大学セッションは,関西地域の参画大学がすべて参加して,微細構造解析プラットフォーム,微細加工プラットフォーム,分子・物質合成プラットフォームのすべてを含んでおり,今回は,特に,3大学の利用者より利用事例の発表をいただき,関西地域企業と研究機関のニーズと分野融合研究に役立つ機会を提供できたと考えます.さらに,関西地域参画大学のプラットフォーム関係者,センター・代表機関関係者の情報交換,技術交流についても成果を得ることができました.今後とも継続してナノテクプラットフォーム関西を実施して,関西地域のナノテクノロジープラットフォーム利用者の増加に貢献したいと考えます.



全体概要と三大学のナノテクノロジープラットフォームパネル展示


大学セッション「ナノテクノロジープラットフォーム最新解析技術と活用事例」

(事務局 奈良先端科学技術大学院大学 戸所 義博)