参画機関から

分子・物質合成 自然科学研究機構 分子科学研究所 自然科学研究機構 分子科学研究所

分子・物質合成ナノテクノロジープラットフォーム技術研修会開催報告

 ナノテクノロジープラットフォームが10年間にわたって持続的な発展を続けていくために,中核としての役割を果たすのは,技術支援者であると考えます.技術支援者の人材育成・キャリアパスの重要性については,第3回プラットフォーム運営統括会議を踏まえた論点(案)においても,最重要課題の一つとして掲げられています.技術支援者を育成し,技術力と技術的知見の向上を図り,装置利用の高度化を図るために,技術支援者間相互のface-to-faceの交流,ユーザとなる企業関係者,大学等研究機関の若手研究者との直接的な接触ができる場を作ることは,大きな意義があると考えます.技術支援者が他機関の技術支援者やユーザとなる企業関係者,研究機関の若手研究者とダイレクトに接触,交流することにより,技術支援者が自らナノテクプラットフォームの事業の意義を理解し,実際の技術的課題への対応について主体的に考える基盤を形成できると思います.外部にプラットフォームの成果を発信する成果報告会を補完し,技術支援者の自立的なの能力開発の場を提供する試みとして,第1回の分子・物質合成ナノテクノロジープラットフォーム技術研修会を開催いたしました.初めての試みであるために,いろいろな点で改善する余地があると思いますが,皆様のご意見をいただきたく,開催報告をいたします.

(1)日時,場所,主催
日時:2013年8月22日(木) 14:00~19:30
    2013年8月23日(金)  9:00~13:00
場所:ホテル京阪 京都 「菊の間」「桜の間」
主催:分子・物質合成ナノテクノロジープラットフォーム
運営担当:奈良先端科学技術大学院大学,北陸先端科学技術大学院大学,分子科学研究所の各ナノテクノロジープラットフォーム

(2)概要 
 本技術研修会は,講演・発表と意見交換会の2部構成で行いましたが,参加者は50名と大変盛況でした.実施11機関のなかで,8機関より39名の参加(技術支援者29名,教員その他10名)があり,講演・発表と意見交換会のなかで,技術支援者,教員,企業関係者の積極的および活発な相互交流が行われ,技術力と技術的知見の向上を図るという当初の目的を達成することができました.さらに,企業の解析技術従事者の視点から,特別講演「最新の電子顕微鏡技術と実デバイス評価への展開」を㈱東レリサーチから発表いただき,他分野の人でも分かり易く,また内容も充実しており大変良かったと参加者より好評を得ました.企業からは,7名の参加があり,技術支援者がユーザとなる企業関係者とも直接に相互交流することができ,大変有益でした.

 終了後のアンケート結果を別途,グラフに示しておりますが,本技術研修会全体については,満足したという回答が94%になり,今後の開催についてもすべての回答が開催を希望され,技術支援者を中心とする参加者の満足度は非常に高かったと感じております.また,企業からは,終了後すぐに2件のナノプラ申し込み打診を受けており,企業関係者の利用拡大という点でも一定の成果を得ることができたと考えています.

 本技術研修会は初めての試みであり,今後改善する点もあると思いますが,大変有意義であったと判断しており,来年度も実施する方向で調整を図りたいと考えています.




技術研修会開会あいさつ


アンケート結果は,以下添付資料(PDF)をご参照ください.